2016-01-05 01:51 PM
C2911-CME-SRST/K9 を使用したSRST機能について、ご教示ください。
■前提条件
対象製品:C2911-CME-SRST/K9
知識:下記URLの情報
□SRST フォールバック モードの設定
http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/docs/VAUC/IPTelep/UCMGRExp/CG/007/cmesrst.html?bid=0900e4b182b92f34
□Cisco Survivable Remote Site Telephony バージョン 7.0
http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/iptel/srstel/prodlit/data_sheet_c78-485221.html
□シスコ第 2 世代サービス統合型ルータ発注ガイド
http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/routers/c1900isr/prodlit/ordering_guide_c07_557736.html
1.SRST機能について
1-1
下記認識であっていますか?
サイトAでCMEもしくはCisco Unified Communications Manager(CallManager)でIP Phoneの呼制御を行っている場合に、
上記を設置している拠点とは別のリモートサイトBにてWAN障害などでIP PhoneがCMEに接続できないとき、
SRST機能を有するルータがリモートサイトB配下のIP Phoneの呼制御を制御することができる。
呼制御を救うことができるのはIP Phoneに設定したデフォルトルータの配下の内線のみで、
(この場合サイトB)その他のリモートサイトルータ(SRST無し)配下(サイトC)のIP Phoneへの
呼制御はできない。
1-2
上記が正しいとした場合、サイトCのルータにSRSTを導入した場合は、
サイトB-サイトC間の通話は可能でしょうか?
2.C2911-CME-SRST/K9 を使用したSRST機能について
2-1
□シスコ第 2 世代サービス統合型ルータ発注ガイドの表 27 を確認すると、
CMEかSRSTのどちらかの機能は排他選択式で、CMEを有効にした場合は
SRST機能は使用できないようにみえますが、認識はあっていますでしょうか?
2-2
サイトAでC2911-CME-SRST/K9 を使用してCME機能を有効にした場合、
サイトB、サイトCでSRST機能を使用したい場合は、それぞれ
C2911-CME-SRST/K9 を1台づつ購入する必要があるのでしょうか?
すでにサイトB,C用にCISCO2911-SEC/K9 などのセキュリティバンドルを購入していた場合は
追加のライセンスが必要と思われますが、どのようなライセンスが必要でしょうか?
※Cisco Survivable Remote Site Telephony バージョン 7.0の表 2に
FL-SRST-35などが表記ありますが、CISCO2911用が見当たりません。
解決済! 解決策の投稿を見る。
2016-01-13 11:50 AM
こんにちは。
はじめにSRSTの位置づけですが、通常はCisco Unified Communications Manager
(CUCM)で呼制御を行っている環境で、WAN障害等によりIP PhoneがCUCMと接続でき
ない場合に呼制御を救うための機能です。CMEの呼制御をSRSTで救うことはできません。
なお、SRSTには簡易的な機能をサポートするSRSTと、CME機能を利用したより高度な
SRST(E-SRST)がございます。
この前提でお問い合わせの点に回答差し上げます。
1-1
サイトAにCUCM、サイトBにSRSTルータおよびIP Phoneが設置されている場合、
WAN障害時にサイトBのSRSTがサイトBのIP Phoneの呼制御を救うことができます。
各サイトにSRSTルータを配置することが標準的な構成です。
ただし、サイトB-C間には疎通があり、サイトCのIP PhoneがサイトBのSRSTを
使用するように設定している場合は、サイトCのIP PhoneをサイトBのSRSTで
呼制御を救うことは可能です。
1-2
サイトB-C間を、Voice GW機能を使ってPSTN経由で接続するように構成することが
できます。
2-1
CMEもしくは SRST(SRST、E-SRST)のいずれかを利用することができます。
2-2
SRSTライセンスを利用する前提として、UCライセンスも必要になります。
したがって。SL-29-UC-K9、およびFL-CME-SRST-x を追加で購入いただく形
となるかと思いますが、詳しくは代理店様へお問い合わせください。
ISR G2のライセンスについては、こちらに記載がございます。
よろしくお願いします。
2016-01-13 11:50 AM
こんにちは。
はじめにSRSTの位置づけですが、通常はCisco Unified Communications Manager
(CUCM)で呼制御を行っている環境で、WAN障害等によりIP PhoneがCUCMと接続でき
ない場合に呼制御を救うための機能です。CMEの呼制御をSRSTで救うことはできません。
なお、SRSTには簡易的な機能をサポートするSRSTと、CME機能を利用したより高度な
SRST(E-SRST)がございます。
この前提でお問い合わせの点に回答差し上げます。
1-1
サイトAにCUCM、サイトBにSRSTルータおよびIP Phoneが設置されている場合、
WAN障害時にサイトBのSRSTがサイトBのIP Phoneの呼制御を救うことができます。
各サイトにSRSTルータを配置することが標準的な構成です。
ただし、サイトB-C間には疎通があり、サイトCのIP PhoneがサイトBのSRSTを
使用するように設定している場合は、サイトCのIP PhoneをサイトBのSRSTで
呼制御を救うことは可能です。
1-2
サイトB-C間を、Voice GW機能を使ってPSTN経由で接続するように構成することが
できます。
2-1
CMEもしくは SRST(SRST、E-SRST)のいずれかを利用することができます。
2-2
SRSTライセンスを利用する前提として、UCライセンスも必要になります。
したがって。SL-29-UC-K9、およびFL-CME-SRST-x を追加で購入いただく形
となるかと思いますが、詳しくは代理店様へお問い合わせください。
ISR G2のライセンスについては、こちらに記載がございます。
よろしくお願いします。
2016-01-13 07:50 PM
USUI様
分かりやすく丁寧に解説して頂きありがとうございました。
私が誤解していたことが分かり、スッキリしました。
エキスパートの回答、ステップバイステップガイド、最新のトピックなどお気に入りのアイデアを見つけたら、あとで参照できるように保存しましょう。
コミュニティは初めてですか?これらのヒントを活用してスタートしましょう。 コミュニティの活用方法 新メンバーガイド