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C2911-CME-SRST/K9  SRST機能について

Kawai
Level 1
Level 1

C2911-CME-SRST/K9 を使用したSRST機能について、ご教示ください。

■前提条件

対象製品:C2911-CME-SRST/K9

知識:下記URLの情報

□SRST フォールバック モードの設定

http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/docs/VAUC/IPTelep/UCMGRExp/CG/007/cmesrst.html?bid=0900e4b182b92f34

□Cisco Survivable Remote Site Telephony バージョン 7.0

http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/iptel/srstel/prodlit/data_sheet_c78-485221.html

□シスコ第 2 世代サービス統合型ルータ発注ガイド

http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/routers/c1900isr/prodlit/ordering_guide_c07_557736.html

1.SRST機能について

1-1

下記認識であっていますか?

サイトAでCMEもしくはCisco Unified Communications Manager(CallManager)でIP Phoneの呼制御を行っている場合に、

上記を設置している拠点とは別のリモートサイトBにてWAN障害などでIP PhoneがCMEに接続できないとき、

SRST機能を有するルータがリモートサイトB配下のIP Phoneの呼制御を制御することができる。

呼制御を救うことができるのはIP Phoneに設定したデフォルトルータの配下の内線のみで、

(この場合サイトB)その他のリモートサイトルータ(SRST無し)配下(サイトC)のIP Phoneへの

呼制御はできない。

1-2

上記が正しいとした場合、サイトCのルータにSRSTを導入した場合は、

サイトB-サイトC間の通話は可能でしょうか?

2.C2911-CME-SRST/K9 を使用したSRST機能について

2-1

□シスコ第 2 世代サービス統合型ルータ発注ガイドの表 27 を確認すると、

CMEかSRSTのどちらかの機能は排他選択式で、CMEを有効にした場合は

SRST機能は使用できないようにみえますが、認識はあっていますでしょうか?

2-2

サイトAでC2911-CME-SRST/K9 を使用してCME機能を有効にした場合、

サイトB、サイトCでSRST機能を使用したい場合は、それぞれ

C2911-CME-SRST/K9 を1台づつ購入する必要があるのでしょうか?

すでにサイトB,C用にCISCO2911-SEC/K9 などのセキュリティバンドルを購入していた場合は

追加のライセンスが必要と思われますが、どのようなライセンスが必要でしょうか?

※Cisco Survivable Remote Site Telephony バージョン 7.0の表 2に

 FL-SRST-35などが表記ありますが、CISCO2911用が見当たりません。

1 件の受理された解決策

受理された解決策

Hiroaki Usui
Cisco Employee
Cisco Employee

こんにちは。
はじめにSRSTの位置づけですが、通常はCisco Unified Communications Manager
(CUCM)で呼制御を行っている環境で、WAN障害等によりIP PhoneがCUCMと接続でき
ない場合に呼制御を救うための機能です。CMEの呼制御をSRSTで救うことはできません。
なお、SRSTには簡易的な機能をサポートするSRSTと、CME機能を利用したより高度な
SRST(E-SRST)がございます。

この前提でお問い合わせの点に回答差し上げます。

1-1
サイトAにCUCM、サイトBにSRSTルータおよびIP Phoneが設置されている場合、
WAN障害時にサイトBのSRSTがサイトBのIP Phoneの呼制御を救うことができます。
各サイトにSRSTルータを配置することが標準的な構成です。
ただし、サイトB-C間には疎通があり、サイトCのIP PhoneがサイトBのSRSTを
使用するように設定している場合は、サイトCのIP PhoneをサイトBのSRSTで
呼制御を救うことは可能です。

1-2
サイトB-C間を、Voice GW機能を使ってPSTN経由で接続するように構成することが
できます。

2-1
CMEもしくは SRST(SRST、E-SRST)のいずれかを利用することができます。

2-2
SRSTライセンスを利用する前提として、UCライセンスも必要になります。
したがって。SL-29-UC-K9、およびFL-CME-SRST-x を追加で購入いただく形
となるかと思いますが、詳しくは代理店様へお問い合わせください。
ISR G2のライセンスについては、こちらに記載がございます。

よろしくお願いします。

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2件の返信2

Hiroaki Usui
Cisco Employee
Cisco Employee

こんにちは。
はじめにSRSTの位置づけですが、通常はCisco Unified Communications Manager
(CUCM)で呼制御を行っている環境で、WAN障害等によりIP PhoneがCUCMと接続でき
ない場合に呼制御を救うための機能です。CMEの呼制御をSRSTで救うことはできません。
なお、SRSTには簡易的な機能をサポートするSRSTと、CME機能を利用したより高度な
SRST(E-SRST)がございます。

この前提でお問い合わせの点に回答差し上げます。

1-1
サイトAにCUCM、サイトBにSRSTルータおよびIP Phoneが設置されている場合、
WAN障害時にサイトBのSRSTがサイトBのIP Phoneの呼制御を救うことができます。
各サイトにSRSTルータを配置することが標準的な構成です。
ただし、サイトB-C間には疎通があり、サイトCのIP PhoneがサイトBのSRSTを
使用するように設定している場合は、サイトCのIP PhoneをサイトBのSRSTで
呼制御を救うことは可能です。

1-2
サイトB-C間を、Voice GW機能を使ってPSTN経由で接続するように構成することが
できます。

2-1
CMEもしくは SRST(SRST、E-SRST)のいずれかを利用することができます。

2-2
SRSTライセンスを利用する前提として、UCライセンスも必要になります。
したがって。SL-29-UC-K9、およびFL-CME-SRST-x を追加で購入いただく形
となるかと思いますが、詳しくは代理店様へお問い合わせください。
ISR G2のライセンスについては、こちらに記載がございます。

よろしくお願いします。

USUI様

分かりやすく丁寧に解説して頂きありがとうございました。

私が誤解していたことが分かり、スッキリしました。