CM architecture の概要について説明します。
まず、CM とは下記の機能を提供するコンポーネントで、SCE と共に使われます。
- 1台、もしくは複数の SCE から、RDR を用いてデータを収集
- 収集した RDR を、それぞれのアダプタに分け、それぞれのアダプタごとに処理を実行
- データを SQL database もしくは、CSV flat files に保存
- 必要なときに、データをレポーターに提供
下の図は CM が RDR を受信してからの簡単なフローを表しています。
1.CM は RDR Server にてRDR を受信し、タイムスタンプと送信元IPアドレスを追加する
2.Categorizer にて、RDR の種類を特定し、関連した Adapter のキューに送信される
3.いったんキューに保管され、バイナリファイル(xxx.rdr)に書き換えられる
4.関連した Adapter の Persistent Buffer(disk) に保存される
5.それぞれの Adapter は関連する Buffer をチェックし、RDR があればそれを読み込み、関連したストレージ機器へ送る
6.JDBC Adapter の場合は、データを Database(Bundled or External) へSQL 形式で保存する
7.Reporter は Database からデータを取りだし、グラフ表示する